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2006年06月16日(金)
全米日系人博物館で好評開催中の写真展「キップ・フルベック: 一部アジア人、100%HAPA」
2006年06月01日(木)
知られざるハリウッドの名所 「ハリウッド・フォーエバー墓地」

全米日系人博物館で好評開催中の写真展「キップ・フルベック: 一部アジア人、100%HAPA」










 HAPAとはハワイ語で“ハーフ”という意味。 もともとは半分ハワイ人で半分白人の人のことだったが、今では一部アジア人+他の人種の血を受け継ぐ人々をHAPAと呼ぶようになっている。

 キップ・フルベック氏(中国人、英国人そしてアイルランド人の混血)は5歳の時に、純粋な中国人のいとこ達から「キップはHAPA」と言われた。 その頃は深く考えなかったが成長するに従い、いろいろな苦い経験を通じて、世間の人々の混血の人種に対して理解と知識がいかに欠如していることを痛感、HAPAの身分をもっと理解してもらい、HAPAという言葉のイメージを改善するためにはどうすべきか」考え始め、HAPAの写真を撮りその一人一人にHAPAの身分を自己表現してもらう活動「HAPAプロジェクト」をスタートしました。

 「自分と同じような人々、同じような体験をした人々」を探し、写真を撮り、その人の民族的バックグラウンドを自己表現してもらう為、1990年からアメリカ中を旅し撮った写真の数は今では約1,100。 今回の写真展では、その中から厳選された80点が展示され、個々の民族の背景と「貴方は何?(What are you?)」という質問に対するその人の自筆の言葉または絵による答えが添えられている。
例えば、「私は貴方が思っている私ではない」「僕は人間」「私は女性」などなど。

 写真展初日の朝、フルベック氏がサンタバーバラから全米日系人博物館に駆けつけ、メディアに対し、写真展について説明・お話してくれました。 彼の物腰はとても誠実、瞳は静かな情熱と夢で溢れ輝いていました。

 キップ・フルベック氏はカリフォルニア大学サンタバーバラ校の芸術学部教授・学部長であるとともに、映画制作者、作家、そして受賞写真家として幅広く活躍されています。 今年出版された本「part asian 100% hapa」は全米日系人博物館のギフト店でも販売されています。

 HAPAのイメージ改善と啓蒙の為に始めたフルベック氏の「HAPA プロジェクト」はこれからも続き、肯定的なHAPAという使い方もどんどん広がっていくことでしょう。

 1992年に開館した全米日系人博物館は、日系アメリカ人の祖先たちのさまざまな物語を保存し人々に語り伝えることによって、アメリカの人種と文化の多様性に対する理解と評価を促進する活動を続けている。1999年には素晴らしいパビリオンがオープン、今では5万人以上のメンバー、そしてアメリカ50州すべてと、世界16カ国に支援者がいる。

 全米日系人博物館の存在と目的を積極的&地道に、地元日系社会と日本の旅行会社やメディアの方々らに紹介しプロモートし続けているのが、日本人マネージャーの渡辺美津重さん。 彼女の努力の成果が現れ、日本の修学旅行など団体や、ガイドブックで知った個人旅行者の方々も多く来館される。そして、皆さんそれぞれ、お金では買えない、形には見えない、忘れられない“何か”をおみやげに日本に戻られる。 その“何か”を帰国後、ご家族、お友達、同僚の方々に伝えておられると心から信じ願っています。
貴方が小学生から百何歳の間なら、LAに来られた時、是非全米日系人博物館にお立ち寄りください。 きっと「行ってよかった」と思われます。

展示名:   「kip fulbeck: part asian,100% hapa」
期間:     2006年6月8日ー10月29日  
場所:     Japanese American National Museum(全米日系人博物館)
住所:     369 E. 1st Street, Los Angeles,CA 90012
営業時間:  日曜、火曜、水曜、金曜:午前10時−午後5時
        木曜:午前10時ー午後8時
        月曜:休館
入館料:   大人 8ドル, シニア 5ドル, 学生 4ドル 
        木曜午後5時ー午後8時と第3木曜無料
電話:     213-625-0414   
ウェブサイト: http://www.janm.org/jpn/main_jp.html

あの・この情報をもっと知りたい、または“こんな情報が欲しい”というご希望や質問がある貴方(貴女)、是非メールをくださいね。 お待ちしています!

keiko@panseusa.com

2006年06月16日(金)   No.35 (ロサンゼルス・ミーハー便り)

知られざるハリウッドの名所 「ハリウッド・フォーエバー墓地」









 前回のコラムで、「ハリウッドはここ最近急速に輝きを増してきている」とお伝えしました。 コラムをアップしたあと、(こうして新しいお店やレストランが増えていく中で、昔からあるハリウッドの名所でまだまだ日本で知られていないけれど、ハリウッド全盛期の栄光を静かに保ち続け、肌で感じることができる、真のハリウッド映画ファンがきっと行ってみたい場所があるはず)….と思い始め、はたと思い出したのが、ハリウッド・フォーエバー墓地 ( Hollywood Forever Cemetery )。 思いついたら即実行!をモットーとしている私は、気がついたら車で墓地のゲート内に入っていました。
ちなみに駐車場は無料です。 もちろん入場料もなし。 ゲートのすぐ右横のお花屋さん兼ギフトショップで「スターの終の住みか巡りマップ」を買い、カメラを首から提げて広い墓地ツアー開始! 私はたまたまハイヒールを履いていましたが、ウォーキングシューズ着用をお勧めします。

 ハリウッド・メモリアル・パークとして1899年に創設されたこの墓地はハリウッドのど真ん中に位置し、ハリウッド映画業界の往年の世界的大スター、監督、プロデューサー、ライターたちが人生最後のそして永遠の安息の場所として選んできた。 ハリウッド映画産業に翳りが見えてき出したのと並行するように、墓地は荒廃し破産に追い込まれたが、1998年に若い青年実業家兄弟が救いの手を差し伸べ、再び蘇り、名前もハリウッド・フォーエバー墓地と変更された。
20世紀前半のハリウッド映画界で最も活躍し多くの作品を残した、映画制作者セシル B. デミルは、代表作品「十戒」を1956年に発表した3年後から住んでいる。 デミルのメルローズ・アベニューにあったスタジオから発展したパラマウント・スタジオは、彼のお墓のすぐそばなので、(デミルさん、あなたは今もハリウッド映画業界を心配し、毎日スタジオを眺めながら、見えない形で後輩を指導されているのでしょうね)と、ついつい彼に話しかけてしまった私でした。 「そうなんだよ」と答えてくれた気がしたのは気のせいでしょうか?

 往年のハリウッド映画ファンなら泣いて喜ぶダグラス・フェアーバンクス、ルドルフ・バレンティノ、グローマンズ・チャイニーズ・シアターに一番最初に足形を残したノーマ・タルマッジー、ジェーン・マンスフィールドなど、何百人ものハリウッド映画業界の人々にいつでも永遠に会える場所、何故なら彼らは引越しをしないから。

 映画業界だけでなく音楽業界の人も数年前から住んでいます。 その中でも知られているのが、あのニューヨーク・パンクのパイオニアで今でも世界へ影響を与え続けている、
伝統のパンク・バンド 「ラモーンズ」のオリジナル・メンバーのギタリスト、ジョニー・ラモーン(本名ジョン・カミングス)。 その2年前にはベースのディー・ディー・ラモーン(本名ダグラス・コルヴィン)が亡くなったので、1994年にジョニーが55才で他界した時、ファンたちは衝撃を受けました。 二人は今も仲間同士で、近所に住んでいます。きっと音楽を語り合っているのでしょうね。

 最近話題になっているイベントが、シネスピア・フィルム・ソサエティーが土曜の夜にハリウッド・フォーエーバー墓地で開催するクラッシク映画鑑賞会。 屋外で友達同士、恋人たち、家族連れが、ピクニック・ディナー、ワインなどを味わいながら、墓堂の壁をスクリーン代わりに利用して写し出される白黒映画を、星空の下で楽しむとてもユニークなイベント。 とても思い出深いハリウッドの夜となるでしょう。入場料は10ドルで予約の必要はなし。
詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。

 墓地からはハリウッド・サイン、そして今年中に再オープン予定のグリフィス天文台も一望でき、庭園としても充分満足できる所なので、さしてハリウッド映画ファンでない人も楽しめるお勧めのハリウッド・フォーエバーです!

名前:   Hollywood Forever Cemetery
住所:   6000 Santa Monica Blvd., Hollywood, CA 90038
営業時間: 月曜―金曜:午前8時−午後5時
       土曜・日曜:午前9時−午後4時
電話:   323-469-1181
ハリウッド。フォーエバー墓地: http://www.hollywoodforever.com/
シネスピア・フィルム・ソサエティー: http://www.cinespia.org/

あの・この情報をもっと知りたい、または“こんな情報が欲しい”というご希望や質問がある貴方(貴女)、是非メールをくださいね。 お待ちしています!
keiko@panseusa.com

また次回お目にかかりましょう!
2006年06月01日(木)   No.34 (ロサンゼルス・ミーハー便り)

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