東京/ロサンゼルス間の距離あたり航空運賃は世界でも最低価格帯。成田空港からは直行便が1日7便、週50便飛んでいます。また、2008年春からはエバ航空が関西空港からの直行便も就航し始めました。安い時期だと往復で5万円を割る航空運賃も稀ではありません。
パッケージツアーのパンフレットを見ると、たいてい最終ページに細かく色分けしたカレンダーがあります。このカレンダーを見ると一目瞭然ですが、パッケージツアーの仕入原価の大部分を占めるのは航空運賃と宿泊代金なので、一般的にはツアーが安いときは航空運賃そのものも安いのです。年間通しての価格帯は、年末年始、ゴールデンウイーク、盆休み前後は最も高く、航空会社にもよりますが往復20万円程度かかるようです。また最も安いのは11月~2月(年末年始を除く)と4月~5月(ゴールデンウィークを除く)で、この時期は往復5万円を切ることも多いのです。そしてこれらのピークシーズンとオフピークに挟まれた時期(ショルダーシーズン)はだいたい8万~10万円戦後のようです。
*近年では燃料費の異常な高騰によりフエルサーチャージとして3万円前後別途チャージされますので実際の支払いはもっと高くなります。
ひとことで言えば需要と供給です。誰もが休暇を取りやすく長期旅行がしやすい時期は運賃が高くなります。また逆に、空気を運ぶより人を運んだ方がマシというような閑散期は値段を下げて集客します。また、行き先によってはこの時期は雨天が多い、あるいは異常に暑い、異常に寒いなどの理由で需要が下がる場合もあるでしょう。ホテルもその国の連休やその土地のイベントなどに重なると宿泊料は高騰します。
日本でクリスマスイブのホテルやバレンタインデーのレストランが取りにくいのと同じ原理です。ロサンゼルスは年間を通して温暖ですから寒くても知れています。真冬の深夜でも摂氏7度以下になることは滅多にありません。また11月~2月は雨期となっていますが基本的にはあまり雨が降らない土地でもあります。ですから、安い時期に来てもそれなりに楽しめる貴重なデスティネーションと言えます。
日本の天候と訪問地のそれが違いすぎると、どうしても体調を崩しがちになります。その点、ロサンゼルスは基本的に日本と季節が同じなのでどのシーズンに行っても楽しめると思います。夏は日本ほど暑くなくカラっとしていて、冬は日本より暖かく決して霜が降りることはありません。2月でもTシャツ1枚で十分というときもあるくらいです。
ただ、3月~10月は滅多に雨が降らないので、この時期が観光には最適でしょう。それにこの時期は夏時間実施のため、陽が落ちるのが遅く、外で長く遊べることも利点のひとつでしょう。特に5月中旬のメモリアルデーから9月上旬のレイバーデーにかけてはテーマパークなども遅くまで営業していることが多いので割得感があります。ただし現地の夏休みと重なる6月中旬から8月下旬まではテーマパークや国立公園も混みがちになることを覚悟しないといけません。
上記のことを頭に入れた上で、休暇が取れる日程と睨めっこしながら決めていただければよろしいかと思います。
日本との時差は17時間(サマータイムは16時間)で、日本の方が進んでいます。日本が朝9時ならロサンゼルスは前日夕方4時になります。成田空港からのロサンゼルス行きのフライトはおおむね15時~18時ごろの出発が多いので、到着は同じ日の午前中(おおむね9時~正午)に逆戻りします。時差の関係で、到着後に日系の書店に行くと翌日発行の新聞が入手できるという奇妙な現象を体験することができます。 日本から到着されたお客様に翌日の日付の入った新聞を渡すとびっくりされます。
また、帰国するときは昼頃に出発し、翌日の夕方日本に到着するのですが陽は落ちずに明るいままで到着します。日本に帰ったときはすでに夕食時なので、ゆっくり晩ご飯を食べてお風呂に入って寝れば問題ないのですが、問題はロサンゼルスに到着したときです。首脳会談でもオリンピックでも、太陽の動きに逆らって西から東に移動するより、太陽と同じに東から西に移動するほうが有利と言われています。
飛行機の中で十分睡眠が取れれば、到着当日も有効に使えると思いますが、よく眠れないと到着時が徹夜明けの状態になり、午後になると睡魔に教われ、うっかり5~6時間寝てしまうと夜に眠れないという、時差ぼけ悪循環状態になってしまいます。こうなると滞在中昼は眠くて夜は眠れないという完全時差ぼけ型になってしまいます。
ですから到着時に空港発の市内観光ツアーなどを利用し、外に出ている状態でむりやり起こしておくことによって、夜になれば自然に眠れますから、むしろ滞在中ずっと現地の時間感覚で快適に過ごせます。室内にいるより日光に当たっている方が、からだが自然に昼と夜を理解し時差ぼけを防ぐことは科学的にも証明されています。
(1)まだチェックインができない:日本からは午前中に到着する便が多いので、そのままホテルに直行しても部屋の用意ができていないことが多い。
(2)ホテルでの昼寝を防止する:到着当日はどうしても眠いので部屋にいるとうっかり昼寝をしてしまい、帰国までそのまま時差ぼけが取れないというケースが多い。
(3)地理感覚を身につける:土地勘を身につけるためにも市内の主な場所を移動し位置感覚や距離感を把握しておくと滞在中に何かと役に立ちます。
一般的な観光なら、到着当日に空港発の市内観光を利用し、ホテルにチェックインすれば時間を有効に使えます。ツアー中に現地ガイドさんから得た知識や地理的距離感から翌日以降の予定を立てられるメリットもあります。そのときの特別なイベントなどもガイドさんに聞けますし、気候や日没時刻なども考えながら行動できます。
航空券は通常、旅行代理店で購入することになります。インターネットで申し込んだり航空会社のカウンターに直接行く方法もありますが、ロサンゼルス滞在が初めての場合はいろいろなアドバイスが必要になってくると思うので、旅行代理店の担当者に相談にのってもらいながら店頭で購入した方が良いでしょう。
JTB、HIS、IACEトラベル、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社などの大手旅行代理店は支店網が充実し、交通至便なところにあるので、通勤途中など都合の良い店を選ぶと良いと思います。ロサンゼルス手配に慣れている旅行代理店を地域順にリストしましたので航空券購入の参考にしてください。
また、身近な人でロサンゼルス滞在の経験のある人にいろいろ相談にのってもらうのもひとつです。小規模な会社は信用性に欠けるというのも短絡的な考えです。少なくとも地元で何十年も営業しているような会社なら十分信用に足ると言えるでしょう。
JTBのLOOKやJALPAKに代表されるパッケージツアーを利用してロサンゼルスに来る「主催旅行」と、フライトやホテルなど自分の希望通りのものを組み合わせて手配してもらう「手配旅行」とがあります。
主催旅行は、ホテルもフライトも準備されていますし、空港送迎、乗り継ぎアシスト、市内観光、モーニングコール、ポータレージ、レストランでのチップなど慣れないこともすべて含まれているので気楽ではあります。それに旅程中に何かハプニングがあっても旅行会社がすべて面倒見てくれるので言葉が通じなくても、土地勘のないところでも心強いことと思います。特に、初めてロサンゼルスに訪問する場合は主催旅行で来る方が手間がかからなく無難ですが、面白みに欠けます。
もっとも、パッケージの中身はフライトとホテルだけで、現地ツアーや食事などはオプションという場合も多いので、そのオプショナルツアーやお食事、ショッピングなどの部分を当社にお任せ頂くのも一つの方法です。
せっかく縁があって当エレファントツアーを知ったのですから、この際、手配旅行に挑戦してみてはいかがでしょう。ロサンゼルスは初めてという方でも心配いりません。手配旅行は、基本的には自分で組み立てます。内容は、まず航空会社はどこにするか、ホテルはどうするか、滞在中のプランはどうするか、ロサンゼルスだけに絞るか旅程の中にラスベガスやハワイなどを織り交ぜるか、などです。レストランで言えばコースで注文するのとアラカルトで注文する違いのようなものです。初心者は全部お膳立てされているコースの方が気楽でしょうが、何回か同じレストランに来ていると自分でチョイスしたくなってきますね。これと同じです。
航空会社はどこにするか、と言われても何を基準に選べば良いのかさえ分からないという方も多いと思います。当然、直行便が便利ですが、基本的には時間帯(特に地方から乗り継いで成田空港に行く場合は行きだけでなく帰りの接続も考えなくてはいけません)、予算、日本語の必要性などが中心になるでしょう。自分の中で何を優先にするかで絞り込んで行くとだいたいの枠は見えてきます。よく食事内容や接客クオリティを選択基準に挙げる人がいますが、たいていはその前に必然的に絞られてきます。例えば、関西からの直行便は現在のところエバ航空のみです。
ホテルもしかりです。行ったことのないところでどこに泊まりたいかと問われても答えに困ってしまうと思います。ロサンゼルスの滞在を快適なものにできるかどうかの分かれ目はホテルの選択と言えます。関東平野ほどの広さがあるところですから、ロケーションを誤ると移動時間と費用が膨大にかかってしまいます。
何をしたいかによっても選ぶ基準は違ってきますが、その前にロサンゼルスで何ができるのか、何をするところなのかが分からない人も多いかも知れません。日本からだけで年間に約200万人が訪れるロサンゼルスですから、ガイドブックもたくさん発行されています。旅行がある程度決まって来たら、ぜひガイドブックを購入してパラパラっと覗いてみてください。どんなにインターネットが発達したと言っても、パラパラっとめくって概要を掴めるのはやはり紙の媒体、つまり書籍や雑誌の利点です。そして、その中で特に興味のあった部分を掘り下げて知識を得るにはインターネットも便利だと思います。
さて、ロサンゼルスというとどんな街を想像しますか? たいていの人は、パームツリーに青い空、どこまでも続く海岸線、テーマパーク、国立公園……、具体的にはサンタモニカのビーチ、ビバリーヒルズの豪邸、ハリウッド映画界のセレブ、ユニバーサルスタジオ、ディズニーランド、グランドキャニオンのようなものを想像なさるでしょう。またはテレビドラマのDVD化で話題になったローレン・コンラッド主演のラグナビーチなどでしょうか。男の子を持つお母さんはレゴランドに連れて行ってあげたいかもしれません。
でもそれらが拡散していることを知っている人はそう多くありません。だから何をしたいか、どこに行きたいかによって、ホテルのロケーションを決める必要があるのです。レンタカーを利用すると行動範囲は増えますが、まだまだ少数派なので、ここでは、レンタカーを借りないという前提で話を進めたいと思います。
では、ここでロサンゼルスを訪れるツーリストの主な目的を列記してみましょう。今回のあなたはどのパターンに一番近いですか。
(1)ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパーク
(2)クラブやジャズスポット、コンサート、ミュージカルなど
(3)ヨセミテやデスバレー、グランドキャニオンなどの国立公園
(4)ゲティセンターやハンティントン図書館など、美術館や博物館
(5)メジャーリーグ、バスケット、サッカーなどスポーツ観戦
(6)カタリナ島やサンディエゴ、サンタバーバラなどの郊外訪問型
(7)親戚や知人のウエディングまたは新婚旅行
(8)世界の味を楽しむグルメ旅行
(9)バッグや服、靴、アクセサリー類などのショッピング
(10)ラスベガスやニューヨークなど他都市に行ったついで
(11)ロサンゼルスに住む知人、家族、友人を訪問
(12)学校の下見、入れ墨、手術、療養などの特別な目的
例えば(1)について触れると、ディズニーランドとユニバーサルスタジオの距離は約65kmありますから、日本で置き換えると関西空港/京都駅間、または成田空港/東京駅間に相当します。ですから、ディズニーランド周辺に泊まってユニバーサルスタジオに行くということは、東京見物をするのに成田空港付近に泊まるようなもの、あるいは京都見物をするのに関西空港付近に泊まるようなもので、いかに効率が悪いか分かるでしょう。
結論を言うと、初めてロサンゼルスに行く、そしてやりたいことの優先順位がほぼ固まってきたという段階で、予算を含めて当社にご相談頂くのが良いと思います。その上で宿泊ロケーションを、そして予算に応じて推薦できるホテルを提案させていただくのが現実的かなと思います。そして実際にホテルの予約をするときは、当社でもお手伝いは可能ですが、日本にあるホテル予約サイトをご利用頂く、旅行代理店を通して予約する、ホテルに直接連絡して予約する、などの選択肢があるかと思います。表示料金のみに捕われずに、税金(都市にもよりますが米国のホテル税は14~17%程度)は別か込みか、キャンセル規定や支払い方法、変更の容易さなども考慮に入れる必要があると思います。
また、無料のボトルウォーターは部屋にあるか、部屋でのインターネット接続はできるか、また無料か有料か、ケーブル接続か無線対応か、空港からの無料送迎はあるか、部屋に冷蔵庫はあるか、バスタブはあるか、ランドリーサービスの有無と料金、ツアーバス送迎の有無、路線バス利用のときの利便性、夜間外出する場合の安全性、徒歩圏にコンビニや日本食レストランはあるかなども重要なチェックポイントだと思います。
自由行動する場合はアメリカの常識も考慮する必要があります。例えばダウンタウンに泊まっているお客様から、「ロデオドライブまでバスで行くにはどうしたら良いか」と質問されることがありますが、現地に住むひとでロデオドライブにお買い物に行くのに路線バスを使う人は絶対にいません。銀座のシャネルに自家用車で買いに行くひとは少ないので日本とは対照的な判断基準かもしれませんが事実です。コンサートホールに音楽を聴きに行くのにバスや電車で行く人もまずいません。現地の習慣や金銭感覚、安全に対する予備知識なども身につけておく必要があるでしょう。
ロサンゼルスは全米でニューヨークに次ぐ第二の都市。 ヨーロッパ系、アフリカ系、ヒスパニック系、中近東系、さらには環太平洋系といわれるアジアから来た多くの移民がこの巨大都市で暮らしています。 そのために人種のメルティングポットと呼ばれるこの街は多くの文化が混ざり合いいつも新しい刺激でいっぱいです。それに加えて暮らしやすい気候が多くの人々を惹きつけるのでしょう。
チャイナタウンや、日本人町に加えタイタウン、ベトナミーズタウン。イラン人街、リトルインディア、リトルアルメニア、ドイツ村、そしてなんとエチオピア人街まで、各種のエスニックタウンが独自の輝きを放ちながらも融合しあっているのです。
1800年代に東海岸から人々が移住を始めたロスアンゼルスでは1849年代のゴールドラッシュを境に大規模な発展を遂げました。
年間325日が晴天という快適な気候をもとめてやってくる人々は今もひきもきらずそしてその発展はとどまることがありません。数々の節目となるピンチに見舞われてもその度に更に大きく立ち上がるこの街の姿はまさにこの街に住む人々のエネルギーそのものを象徴しているのです。改めてこの10年を振り返っただけでも数々のプロジェクトが進行していることにおどろかされます。
大規模なスポーツの殿堂であるステープルセンターの建設。ちょうど同時多発テロ(911)という、全米を襲ったショックにも負けずに、開発の手を緩めず一大エンターティメントの中心として、2001年秋にデビューしたコダックシアターやハリウッドハイランド。アートでは世界有数の所蔵と研究を誇るゲティセンター(1997年)に引き続き、旧ゲティ邸宅をリニューアルして再オープン(2006)したゲティヴィラ。2020年に完成したラムズの本拠地SOFIスタジアム。
音楽の世界においては故ウォルトディズニーの遺志を引き継いだディズニーコンサートホールのオープン(2003)。こちらは1992年より常任指揮者として就任するEsa Pekka Salonen takes率いるLAフィルハーモニックの本拠地となっています。また4年以上という長い年月をかけて丁寧に修復され2006年に再オープンしたグリフィスパーク。2021年に開業した、アメリカ最大の映画博物館、アカデミーミュージアムなど。
そしてサッカー界の貴公子ベッカム氏を迎え盛り上がったLAギャラクシーズとホームグランドでのホームデポセンターや、1990年にメトロブルーラインがダウンタウンに直結され、その後も留まることなく東西南北に伸びていく都市交通の発展も目が放せません。